<千曲川上流ダム建設計画について>                      


                                       
 11、(1) ここで本国会において請願紹介議員となった千曲川上流ダムについて

  触れておきたい。 千曲川上流ダムは、昭和56年から58年にかけて発生した千

  曲川の大水害を受けて予備調査が行われ、昭和59年一旦実施計画調査費の

  概算要求が行われたものの、同年12月に地元の反対により予算要求が取り下

  げられた経緯がある。昭和57年1月付けの南佐久南部5か町村長連名による千

  曲川上流ダム誘致陳情書は、その後平成10年2月、同じく5か町村長名で白紙

  撤回され、その後も繰り返し反対の陳情が行われてきた。              


                    
 (2) 私は、この千曲川上流ダム(南牧村ダム)建設計画撤回に関する請願書の紹

  介議員となるにあたり、国土交通省竹村河川局長と門松治水課長に対し、これ

  までの国土交通省の対応の説明を求め、地元の人達が挙げて心配している、そ

  うした心配を払拭するためにも、現時点においてダム計画はない旨、明確に地元

  の方々に伝えることが大事だと進言した。これに対し、竹村河川局長は、地元か

  ら陳情があった際には、然るべき発言をする旨言明した。その後地元から河川局

  長に対し陳情が行われた際、竹村河川局長は「現時点でダム計画は持っていな

  いし、白紙である」との言明を行ったところである。

   地元はわが国きっての高原野菜の産地であるだけに、地元の方々が心配する

  ことは無理からぬところである。ただ、いつの時代、どこの地域においても、地元

  が挙げて反対してダムがつくられたことはないということは銘記しておいて良いと

  思う。